ロータリーとは何か |
ロータリーとはひとことで言えば、世界最初の奉仕クラブ組織です。
世界各地には様々なロータリー・クラブがあり、その会員をロータリアンといいます。また、各地のロータリークラブは、国際ロータリーと呼ばれる連合会に属しています。国際ロータリーの事務局はイリノイ州エバンストンにあります。
奉仕の理想のもとに集った実業人や専門職業人によってできたロータリー・クラブは、全世界の161の国や地域に2万を越えるクラブがあり100万人を越えるロータリアンが活動しています。各地のロータリー・クラブは、毎週定例会を開き、週報を発行しています。
ごく初期のロータリー・クラブでは、会員同士が親睦を深めたりお互いの仕事の便宜をはかるような会合を持っていましたが、創始者ポール・ハリスはこのようなやり方では多忙な人々を長くクラブにとどめておくことはできないと考え、ロータリーの目的を一層高い「超我の奉仕」という理想に置きました。これに共感した人々によって、ロータリー・クラブは全世界に拡大していったのです。
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ロータリーの発祥 |
1890年代はアメリカ社会の変動期で、人種・宗教・文化のるつぼと世界恐慌が利己主義や悪徳商法を生み、犯罪・汚職・暴力が横行していました。新興都市シカゴはその代表でした。そこに住む弁護士のポール・ハリスは孤独と疎外感に悩んでいました。
そんなとき、彼が少年時代を過ごしたウォーリングフォードの村人たちがお互いの職業で助け合って楽しく暮らしていたことを思い出し、実業人による一業一人制の友愛と相互扶助のクラブ構想を思いついたのでした。
1905年、ハリスは友人ら3人とまだ名前もないクラブを立ち上げ、毎週会員の事務所で持ち回りの会合を開くことにしました。輪番としたのはお互いの仕事について理解を深めるためにです。輪番にちなんで、このクラブの名称をロータリーとしたのです。

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ロータリーの事業や活動 |
ロータリアンが行う事業や活動を、ロータリーのプログラムと呼ばれます。プログラムは、1951年(昭和26年)国際大会で採択されたたった4項目からなる綱領に従って行われます。
- 奉仕の機会として知り合いを広めること
- 事業および専門職務の道徳的水準を高めることあらゆる有益な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そしてロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること
- ロータリアンすべてがその個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること
- 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって国際間の理解と親善と平和を推進すること
この綱領の具体的発現の手段として、4つの基本的方法が考えられました。これが「4つの奉仕」と呼ばれるものです。4つの奉仕活動のために、クラブ内に委員会という活動グループが設けられています。
1.クラブ奉仕
- クラブ運営を円滑にするための活動のことです。
2.職業奉仕
- ロータリアン各自の事業や職業を通じて社会のため、人々のために尽くす活動のことです。日常の事業活動の中でロータリーの精神を実現するために、ロータリアンは4つのテストを実践しています。これは次の4つの質問から成り立っています。
- 真実かどうか
- みんなに公平か
- 好意と友情を深めるか
- みんなのためになるか
3.社会奉仕
- 地域社会のために尽くす活動のことです。
4.国際奉仕
- 諸外国との友好関係を発展させていく活動のことです。
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